ソニー損害保険株式会社の簡単解説

sony20130701 ソニー損害保険株式会社は、誰でも知ってる世界企業のSONYのグループ会社です。1999年に金融再生委員会より認可を得て販売を開始しました。

ソニーの自由闊達な精神の元、全国25箇所に損害サービスセンターを開設。提携工場は420箇所もあります。

「即日安心365」という24時間365日の事故受付に加え、土日のに受け付けた事故についても、初期対応を実施しています。土日の事故は休み明けという損保業界の常識を壊しました。平日の9時-17時までの事故であれば1時間以内に担当から連絡がもらえます。安心ですね。

またソニーらしく、ソニー商品の割引クーポンも配布しています。既存の損保とは違いますね。ソニーブランドで損保業界に進出。マーケティングの手腕が期待されます。 一般的には対物超過修理費用は特約扱いですが、自動で付帯されています。いざというとき助かりますね。賠償は賠償と割り切れる人には正直不要ですが、あったほうが揉めませんね。

(2016年10月時点の情報)

 

 会社名
サイト名 ソニー損保の公式サイト | 自動車保険(任意保険)・医療保険
会社名 ソニー損害保険株式会社
郵便番号 〒144-8721
住所 東京都大田区蒲田5-31-7アロマスクエア11F
電話番号 0120-101-869
設立 1998年6月
資本金 200億円(2016年7月現在)
社員数 1,178人(2015年3月現在)

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保険の内容
商品名 ソニー損保の自動車保険
対人・対物 基本は何処の保会社も同じ補償内容と理解しよう。対物超過修理費用が自動付帯されています。
無保険・自損 2012年11月から無保険車傷害保険・自損事故保険を廃止しました。 合理的です。
搭乗者 当然販売しています。契約から外すことも出来ます。5日以上の通院で10万円(5日未満は1万円)人身傷害に加入していれば外しても問題ありません。
車両保険 当然販売しています。新車買換特約を販売中。新車が大破した場合に買換できます。
人身傷害 家族を守る為に必ずつけましょう。契約車両搭乗中のみ担保の廉価版もあります。
車内身の回り品特約 車内に置いといたゴルフ用品等の動産が担保されます。
おりても特約 車で外出して、相手に損害を与えたり、自分の物を壊してしまったときに使えます。自動車保険に個人賠償責任保険と動産保険をセットした物ですね。使っても等級はダウンしません。また車で外出先の怪我も対象になります。
弁護士費用特約

自動車事故や日常の事故で弁護士に相談した際の費用が補償されます。交通事故以外にもつかえる「日常事故解決費用特約」という保険が特徴的です。

住宅総合保険と被るケースが多いと思いますので、契約時は重複がないか確認が必要です。

新車買換特約 初度登録25ヶ月以内の車両が対象です。修理代が保険金額の50%以上となった場合、新車の取得費用が補償されます。・・・新車ならつけておきたい特約ですね。
レンタカー費用特約 修理期間中のレンタカー代が補償されます。
ファミリーバイク特約

原付バイクが対象になりますが、運転者の怪我が実費で補償されます。(人身傷害補償型での補償を選択した場合)

これは保険会社としては大きなチャレンジだと思います。安価な保険料しか取れないファミバイの保険で実費補償を提供するのはすごいと思います。⇒契約者にとっては嬉しいことです。

 

評価内容
評価項目 コメント
企業規模

2015度収入保険料955億円。前年比104.1%で安定的に伸びています。通販自動車保険14年連続一位を獲得。

自動車保険をメインとしていますが、26億の純利益をだしており経営も磐石です。

格付け 登録なし。ソニーが出資する金融持ち株会社(東証一部上場)のグループです。ソニー銀行・生命もあります。
顧客満足度

JDパワーが実施する2015-2016年日本自動車保険事故対応満足度調査で2年連続損保業界で1位です。外部機関による公平で客観的な調査(自動車保険を請求した人に対して調査を行っています)ですので、信憑性があります。

サイトでは契約者の不満のコメントも全て公開し改善に取り組む姿勢が立派です。なかなか不満のコメントを公開することは出来ません。過失割合・損害認定に関する不満が目立ちますが、これは損保共通の課題です。

割引制度

ネットで申し込むと新規契約で8,000円割引(継続時は2,000円)。

更に新車13ヶ月以内ならで5%引かれます。新車の運転は慎重ですので事故率が低いです。

走行距離別の保険料を導入していますが、自己申告に走行距離が満たない場合、翌年の保険料から割り引いてもらえます。これは嬉しい。

他にも珍しいところでは電気自動車割引(新車登録37ヶ月以内の電気自動車が対象)があります。他にも割引制度はありますが、保険料総計を見ると安さよりクオリティ重視は明らかです。

*保険料の11回分割払いを選択すると5%割増になりますので一括払いが大原則です。

顧客サービス

事故も故障も24時間365日間受付。メーカーが母体なだけにお客様に向けて様々な情報発信。顧客満足度向上及び囲い込みのマーケティングがさりげなくされていて流石と感心してしまいます。

平日9時から17時までに事故受付が完了した事案については1時間以内に担当者を決めて対応してもあらえます。他の損保でも担当者を速やかに決めて連絡をしていると思いますが、1時間以内と明言するのはすごいですね。

サイトが非常にみやすく電話しなくても理解できるように構成されています。

ロードサービス

9,000箇所の拠点から「バッテリー・キー閉込み・パンク・ガス欠」については作業時間に制限なく対応。事故・故障時の帰宅費用・レンタカー費用・宿泊費用にも対応しています。

重要なレッカーですが、50kmまで無料・ソニー指定の工場なら制限距離なしです。
しかも出先の工場で車を修理した場合はレッカーで運んでくれます。無料です。これはすごいサービスです。

安心してカーライフを送れる内容です。

総合評価

提携工場やロードサービスは当然としてもCLUB-OFFやソニー商品の割引クーポンも提供しています。保険を使わない人にもサービスがあるのは嬉しいですね。ソニーというメーカーのお客様本位の姿勢で損保業界に新しいサービスの風を吹かせています。

オンラインで交通事故示談状況の確認ができるのは当事者にとって心強い。

 

sony20130701 代理店が無い通販自動車保険はWEBサイトとコールセンターが営業マン・ウーマンです。サイトは定期的に変わりますのでサイトはその会社の営業戦略を写す鏡。会社の営業戦略により変化しますのでの変遷をウオッチしていきたいと思います。
評価項目 コメント(ボブの主観的な意見です。客観的では無い時はご容赦を!)
営業の印象 青を基調に洗練された都会派という印象です。ソニーのグループ会社という事で第一印象はいいですね。
営業の性格 独自スタイルSONYSTYLEを継承し、損保業界では独自のマーケティングをしています。お客様との接点を大切にしています。
営業のツール 最大の武器は10年連続通販自動車保険NO1という客観的な事実です。安さだけではなく品質の高さという商品内容で、国内損保を相手に戦闘中。会社への苦情も公開する誠実さはマーベラス。
総合評価 損保業界のなかでは情報公開のレベルが突出しています。
サイトを見ればソニー損保が何をしようとしているのかが分かります。保険不信の現状の中で、正直な保険会社を目指す誠実さが感じられます。苦情さえも内容を公開している姿勢は今までの損保では考えられません。

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2009年 sony200903250
2007年 sony200711