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色々な外車の保険料を調べてみます
外車ってかっこいいですよね。性能だけ見れば日本車が一番コストパフォーマンスがいいと考えていますが、外車のかっよさには勝てません。日本車も充分カッコいいのですが、運転席に座った際スピードメーターが180km以上まで刻まれているだけでもワクワクしてしまう気持ちになれるのは外車だけです。(一部車種の除く)ただ本体が高いのはわかりますが、自動車保険は実際いくらぐらいするのでしょうか?保険も外車価格なの??そんな素朴な疑問に答えます。
BMW318の自動車保険料
BMWの直列エンジンと高速走行の安定性は最高です。2,000ccの直4しか運転したことはありませんが、加速性能は抜群です。上には上がありますが、3シリーズで十分かなあと思います。首都高を深夜に走行しても不都合はありません。BMWというとかつてシャコタンブギで奇跡のナンパ車として読者の羨望を集めたものです。しかしながらバブル時代は六本木のカローラなんて呼ばれていました。BMWはBMWであり、独自の世界観を持った車でしょう。
運転者⇒夫婦限定
等級⇒13等級
対人対物無制限・人身傷害5,000万・車両保険550万(免責5-10万・車対車免責0円)
気になる自動車保険料ですが、なんと82,000円前後です。安い。車両保険を550万もつけて年間82,000円弱。車は高級車ですが保険は想定外に安価です。基本はセダンですので、自動車保険料は然程高額ではありません。気軽にBMWに乗れますね!なんて言ってみたいなあ。
X6という怪物のような車がありますが、こちらは車両保険の引受不可となる会社もあります。車両本体価格が1,000万を超えると通販の自動車保険は厳しいです。
■車両保険なし⇒29,000円(新車なので車両保険は契約すべき・盗難が怖い)
■車両保険免責15万-15万契約に変更⇒71,000円
■車両保険を車対車限定Aに変更⇒52,000円
プジョー308の自動車保険料
プジョーというと可愛いスタンディングライオンのマークで女性・家族向けなんてイメージがあります。確かに308はそんなイメージあり、値段もこなれています。事実絶妙なプライスで販売シェアを着々と伸ばしつつあります。
しかし本質は407クーペに見られるように欧州車らしい高速クルージング体質です。流れるようなBODYは高速道路で注目間違いなし。サラリーマンにも手の届くお車です。映画TAXIでも大活躍のプジョー。品があって好きな車の一台です。
●運転者⇒35歳以上・夫婦限定
●目的⇒レジャー使用・年間走行距離5,000km以下
●等級⇒13等級(事故有り係数なし)
●内容⇒対人対物無制限・人身傷害5,000万・車両保険300万(免責5-10万・車対車免責0円)
気になる自動車保険料ですが、なんと70,000円前後です。むむむ。思った以上に高い。ここから取れる対策は契約条件の見直しです。
■車両保険なし⇒25,000円(新車なので車両保険は契約すべき・盗難が怖い)
■車両保険免責15万-15万契約に変更⇒55,000円
■車両保険を車対車限定Aに変更⇒47,000円
悩ましいですが管理人の見解は55,000円の契約にします。新車で盗難されたら大変ですし、当て逃げされるリスクもあるので新車から5年落ちぐらいまでは一般車両保険がよいと考えます。免責金額(自己負担額)は検討の余地があります。10万ぐらいの損害で保険を使うと翌年度以降の保険料が高額になるので、多くの方は自己負担で修理を選択されると思います。なので免責金額15万の契約がよいと思います。
ポルシェターボの自動車保険料
ポルシェはみんなの憧れです。高速道路で後ろに付かれたら「お先にどうぞ!」と道を譲るべきでしょう。カイエンやパナメーラなど純粋スポーツカーから時代の変化に応じて車種を増やしましたが、本質は弾丸スポーツカーです。国産の時速180km規制の車ではまったく歯がたちません。一度試乗会にひょんな事で参加する機会があり911を運転しましたが、別格です。バックストレートでは素人のボブが運転してもノーマル状態で200kmまでぐんぐん加速します。ボブはびびりいなので230km以上は怖くて踏めませんでした。
結論としては日本ではポルシェの走りの能力を引き出すことは難しいと思います。まあ100kmまでの加速を楽しむ分にはいいと思います。走りたい人はレース場で走りましょう。けどポルシェは高額なのでサラリーマンじゃなかなか手が出ません。頑張ってポルシェ ボクスターですかね。これならなんとか買えそうです。
一方購入後の自動車保険料を忘れてはいけません。ポルシェの車種にもよりますが、車両料率クラスは最悪の9です。車両クラス1の車に比べて4倍近い車両保険料を支払う事になります。車両保険料は自動車保険料の半分を占めていますから、10万の保険料を払ってる4ドアセダン乗りのノンフリート等級であれば、雑な計算にはなりますが、15万から20万ぐらいの保険料になる試算です。新規の6等級であれば車種にもよりますが30万程度の覚悟は必要です。
しかも通販型の自動車保険会社が保険を引き受けてくれるかという大問題があります。ボブの見立てでは1,000万以上の車両保険を引き受けるのは厳しいのではと見ています。フェラーリ・アストンマーチン・ベントレー等超高級車は一旦事故が起きれば支払は高額となり、自動車保険の損益を悪化させます。1,000万のポルシェが全損を払う保険金で、30台以上の車の平均修理代が賄えます。1,000万の保険金は一般的に200人分の保険料に相当します。割に合わない。
加えて外車の維持費のポイントは「ハイオク地獄」「車検地獄」です。車検はホント高額ですので気をつけましょう。ボブは給料一月分の車検代を取られた事があります。
ゴルフTSIの自動車保険料
ハッチバックの世界標準・輸入車の王様。クラス標準を上回る9個のエアバックとユーロ基準の安全性能。安心して踏める車です。
みんなが乗ってるからなんてつまらない発想でアンチゴルフ派も多いですが、いい物は素直に受け入れましょう。最近はゴルフを真似た形の車も多いですが、ゴルフには敵いません。本家はゴルフです。そんなゴルフの自動車保険料はいくらでしょうか?
「2017年ゴルフTSI Highline・車両保険300万」で見積もり致しました。
対人対物無制限&搭乗者及び人身傷害のセットで23,000円、一般車両保険が42,000円
合計で65,000円です。
見積条件⇒30歳未満不担保・日常使用・10等級・対人対物無制限・人身傷害5,000万・搭乗者傷害1,000万
安すぎます。300万の車両保険をつけてこの価格は驚きです。やはり安全志向のお車ですので料率クラスが平均4が効いてますね!
フェラーリ360モデナの自動車保険料
フェラーリ360モデナは普通のサラリーマンには絶対手が届きません。根性のフルローンも審査却下。新車が1,800万円と田舎であれば一戸建てが買えます。中古車でも値段はあまり下がりません。極めつけは車幅です。全幅1,900mmオーバー。レクサスLSより幅広です。
跳ね馬のエンブレム。ポルノグラフティを聞きながらドライブできれば最高です。高速であおられる事はまずないでしょう。
さてさて肝心の自動車保険料ですが、まず車両保険を引き受けしてくれる保険会社を探す必要があります。なかなか引き受けしてくれる会社はありません。が高い自動車保険料を設定することで引き受けしてくれる会社もあります。
「平成12年型の8年落ちフェラーリ360モデナで車両保険価格1,300万円」で見積もりをしてみました。結果は車両保険引き受け不可でしたので、車両クラスの倍率から保険価格にて積算致しました。
対人対物無制限 23,000円
搭乗者人身傷害 9,000円
一般車両保険 420,000円
合計 452,000円
条件 30歳未満不担保・日常使用・10等級。月収以上の金額が見込まれます。自動車保険料すら払えません。やはり庶民には絶対買えない・維持できない車です。