親族間事故についての解説

親族間事故・・聞きなれない言葉ですが、皆さん何を想像しますか?生命保険関係でTV番組でよくドラマで放映される事件でしょうか。また保険金目的の事故も多いですね。そんな世界は、TVの中のもので自分には全然関係ない人が大多数でしょう。しかし自動車保険業界においては親族間事故は然程珍しいことではなく極々普通の一般市民が直面する問題なのです。自分の車で家族の人を傷つける?そんな事が現実起こりうるのです。 で問題は親族間事故には保険は適用されないという事です。契約の時にもらった約款を見てみると賠償責任条項の保険金を支払わない場合にちゃんと書いております。どないせいちゅうんじゃとい事ですねえ。 けど実際問題事故が起きたらどうすればいいのかねえ?今回はそんなケースを考えて見ましょう。

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親族間事故具体例 ①車を運転していて家族が脇道からいきなり飛び出てきた。(これは確率的には天文学的に珍しいでしょう) ②駐車等でバックで、先に下りて後ろを見てくれている家族をひいた。 ③家族を乗せていて、単独事故を起こし同乗者である家族を傷つけた。実際②と③のケースは沢山あります。
補償されない理由 解釈としては自動車保険は法律上の賠償責任を担保する保険です。子供がお父さんの車に乗っていて怪我したとしてお父さんに治療費慰謝料などの損害賠償を請求するのか?という問題なわけです。また奥さんが旦那さんに損害賠償を請求しますか?という事ですね。法的には余地はありますが、現実的ではないですね。解釈としては自動車保険は法律上の賠償責任を担保する物のではあるが、親族間についてはモラル的な危険を含んでいるので制限(免責)をしている。という事で理解しましょう。
自賠責保険を利用 任意自動車保険が使えなくても自賠責は使えます。自賠責保険に加害者・被害者請求をすればいいだけです。怪我で120万円が限度ですが、親族間であれば慰謝料等で揉める事は想定外でしょうし、大怪我でなければ十分間に合う金額でしょう。また公的保険等の利用も出来ますし最低限度治療費ぐらいはなんとかなると思います。
最後に 親族間事故聞きなれない言葉ですが理解できましたでしょうか?不特定多数を対象にしておりますの簡単な解説で終わりますが、ご不明な点がございましたらメール下さいね。分かる範囲で対応させて頂きます!